石窯工房Padre|自宅で手軽に、石窯料理! 石窯組立キットの石窯パードレ。

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オーナーさまから(2)広島 「ピッツァ焼きイベント」

「Casa60をイベント会場でご利用のM.Kさん」 からのお便り 2013/9/17

Casa60のモニターKさんはボランテイア活動で石窯の利用をお考えになり、「各地のイベントで石窯を利用したいからパーツのまま組立てて使い、また分解して持ち帰りたい。持ち運びできる本格的石窯を」とのご要望で軽量で組立が簡単なCasa60を選ばれました。本来は断熱材を覆うことでCasaの性能が発揮できるところですが、セラミックス本体だけを持ち運んで床の断熱材も持ち運びしやすい簡易なものでピッツァ焼きに挑戦され大成功でした。イベント後のお便りを紹介いたします。

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石 窯 工 房 Padre(パードレ)店長  米田 康弘 様

おはようございます。

9月14日、庄原市西城町までカーサ60を運び、イベントでピザを焼きました。

作っていただきました鉄製の台を運ぶことができんませんでしたので、コーナンで「石膏ボード」を1枚購入し、車のトランクに乗せることができるように45㎝大のものを4枚に切断しまして、2枚ずつ上下2段に重ねる形で使用することにいたしました。また、現地でしっかりした机を借り、その上に石膏ボードをのせ、その上にカーサ60をセットいたしました。

写真の通り保温材も使用せず、もちろん、モルタルで塗ってはおりません。前日が雨で、当日も雨予想でしたが雨が降ることもなく、少し曇ってはいましたがちょうど良い気候であったかと思います(翌日から台風の影響で雨が降り続きました)

石窯:リフレッシュ・サロン in 庄原 034

10:20ころからセッティングを始め、時間的に押していたこともあり、11:50ころからピザを焼き始めました。

ピッツァ リフレッシュサロン 2

焼き始めた時の庫内温度(入口から10センチほど入ったところの温度)は100度ほどでしたが、それでもピザが2分ほどで焼き上がり、その後、カーサ搬入時に持ってきてくださいました薪1袋が使い終わるころ(14:30ころ)までに70枚のピザを焼くことができました。終わる頃の庫内温度は220度くらいで、焼き上がるまでの時間は1分ほどでした。

 

決して、低い温度(それでも100度は欲しいです)の時では焼けないのではないことが分かりましたので、準備ができ次第に、次々にピザ生地の出し入れしていけばよいと思います。

ピッツァ リフレッシュサロン 石窯:リフレッシュ・サロン in 庄原 033

14:30頃にはまだ薪が燃えてはいましたが、片付けがありますのでバケツに水を張り、その中に取り出し始めました。

もちろん、窯自体は熱いままですので、翌日、再度庄原に出向き、石窯の撤収を行いました。保温が良いため、その日のうちの撤収は無理だと思います。

ただ、撤収するためにばらし始めて気づいたのですが、カーサの下に引いておりました石膏ボード2枚をつなぎ合わせる(車の荷台が大きければ、1枚を2段にすればよいのですが)部分から熱が下の机に漏れていたようで(当たり前と言えば当たり前ですので、こちらの思慮のなさです)、机の合板部分が少し、焦げてしまいました。また、石膏ボード自体も、2段目(カーサと直接接している石膏ボード)の切れ目の部分を中心に焦げてしまい、崩れ落ちている状況でした。2段に重ねていたために1段目の石膏ボードは少しの焦げで済んでいました。それでも、机の合板は熱で焦げ目が出来ているので、次回は机の天板は純木材のものを用意する必要があります。また、石膏ボードの継ぎ目を耐熱テープでつなぐとともに、石膏ボードの下に(あるいは上に)耐熱煉瓦を敷きつめるとよいかと思いました。

(店長注釈:移動先ではキットの床断熱材では嵩張るので簡易的に石膏ボードを利用されました)

結局、今回は届けてくださいました煙突(直管)は使用せずでした。

石窯:リフレッシュ・サロン in 庄原 027

今回と同様のセッティングをし、煙突もつなげて自宅で焼いてみます。ただし、テストとして炭を使って焼いてみようかと思います。

また、ご報告させていただきます。

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次回のご報告が楽しみですね。(店長)