石窯工房Padre|自宅で手軽に、石窯料理! 石窯組立キットの石窯パードレ。

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「ピッツァ パーク ガジュマーロ」さんオープンより盛況

「安全、安心、美味しい」 メイド・イン・ジャパン ピッツァを移動販売車で

信州、伊那市を中心に石窯薪焼きピッツァを移動販売車で提供!国産・天然・無添加・自家製にこだわった安心のピッツァをこの6月から手軽に味わえるようになりました。ダークグリーンに太陽が輝くキッチンカー・フードトラック には見事な仕上がりのCasa70が登載されています。

ガジュマーロさんの手作りと工夫の数々を少しだけご紹介させていただきます。

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ガジュマーロさんからご相談いただいたのはまず煙についてでした。狭い車内に煙がたまれば仕事になりません。車移動時には邪魔になる煙突もパードレは短くしないようにお願いしました。煙が吸い込まれるには長さが必要です。ガジュマーロさんは長い煙突を着脱式できるよう工夫されました。しかしながらまだ窯の温度が上がっていない焚き付け時は吸い込みが弱く煙が漂ってしまいます。少しでも煙突へ流れるように石窯フード部分の手前を低くした部材を特注いただきました。
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正面の半円ドーナツがそれです。通常のものより低くなっています。低くなった分炉内が覗きにくくなりますが、そのところも計算されて5cm下げました。

ガジュマーロさんは保温にも気遣っていました。狭い車内ですので断熱材の追加にも限度がありますが、熱の逃げる上方に断熱マットを重ねていただきました。車内では冷房もないのでできるだけ窯表面の温度も下げたいところです。
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比較的細かい目の金網に普通セメントのモルタルを薄く塗って仕上げています。外カバーは断熱材の保護のためですから薄くて良いのです。不要に重たくすることもないのです。
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モルタル表面は白漆喰で下地処理されています。
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さらに クリーム色でペイント、正面のファザードにはクラッシュタイルで店名があしらわれるとぐーんと表情豊かになりましたね。
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スチール台に載せたカーサ70の重量は300㎏少し、通常の石窯のイメージではなかなか車に載せる重さではありませんがこれなら大丈夫です。載せる車はタウンエースをベースにされました。
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改造の模様は写真が無くご紹介できないのが残念ですが、出来上がったグラスファイバーのボディはなかなか見ることのない高さです。後ろにCasa70が収まっています。
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後はこんな感じです。お気づきでしょうが、このタウンエースにはパワーゲートがついています。
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これが秘密兵器で、移動時はこのように車内に石窯が収まっていますが、開店時には扉を開き石窯をパワーゲートの上に引き出し車内を広く使うそうです。石窯がスムーズに移動できるよにうにガイドも備えています。
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炉台はキャスター付きの台に載っていますのでパワーゲートを下げれば車から出して使うこともできますね。

スクリーンを広げて開店です。ボディには実寸大のピザが描かれており、説明に使われています。
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6月に開店の「ピッツァパーク ガジュマーロ」さんは地元産の小麦や信州ポークの自家製ベーコンを使い、お子様にも安心なスローフードをとして人気を高めておらるようです。そんなピザが日本の食文化として馴染んでいけばいいなあと思いませんか。

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長野県は伊那市、駒ケ根市、松本市などなどで
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