ピッツァを焼くための窯の温度は何度?
伝統的なナポリピッツァを守るために1984年にナポリで創設された「真のナポリピッツァ協会」では、その規約文書に材料は焼き方などが細かく規定されています。温度については
・炉床の温度 約 485℃
・窯の天井の温度 約 430℃
・焼成時間 60~90 秒
と謳っています。規約文はこちら
また「日本ナポリピッツァ職人協会」では
「1分ちょっとで理想的なコルニチョーネやピッツァの完璧な焼け方のためには、窯の中の温度が450度で炉床が少なくとも400度は必要。」と言っています。
表面が少し焦げるくらいにパリっと、中はふんわり、もっちりとした本格的なナポリピッツァを焼くには高温、短時間で焼かなくてはいけません。そのための「腕」も必要となります。
ちなみに薄くてクリスピーなローマピッツァは炉床温度250℃で2分焼きます。